北海道経済連合会について

会長挨拶

北海道経済連合会

会長 藤井 裕

 北海道経済連合会のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 北海道経済連合会(略称:道経連)は、1974年12月、「北海道の産業経済に関係する法人、団体、個人の参加を求め、その強固な結集力によって、地域経済・社会の発展を推進するとともに、あわせて会員相互の理解と協力を深め、研さんを図ること」を目的として、設立されました。

 当時の設立趣意書を紐解いてみますと、「広大な土地、豊富な水、その他の資源に恵まれている北海道は、全国的にみても、環境保全重視の観点に立って産業経済の秩序ある発展を図ることができる殆んど唯一の地域といっても過言ではなく、この点からも北海道が今後果たすべき役割はきわめて大きい」と記載されています。設立から約半世紀を経て社会構造や生活様式は様々に変化してきましたが、この認識は当時と全く変わっておりません。

 北海道は、人口減少が全国よりも10年早く進行しており、広域分散・積雪寒冷といった地域特性と相まって、労働者や後継者不足、交通弱者などの課題が顕在化してきております。豊かな自然、広大な大地、食の魅力、全国随一の再生可能エネルギー賦存量など、北海道が有する「ポテンシャル」を存分に活かし、持続可能な未来を創り上げるためには、課題解決を進めていくとともに、「稼ぐ力」に資する成功事例を着実に積み重ねていくことが大切です。

 当会といたしましては、北海道の明るい未来の実現に向けて、会員の皆様はもとより、国や行政機関、道内外の企業や経済団体・産業団体、大学・研究機関など、関係する多くの皆様との連携を深め、旗振り役・コーディネイト役として、スピード感を持って取り組みを推し進めて参ります。

 当会の設立趣旨をご理解いただきますとともに、当会の事業活動につきまして、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。