2023年4月9日
北海道知事選挙結果に関する道経連会長コメント
北海道経済連合会
会長 真弓 明彦
この度の北海道知事選挙では、鈴木直道氏が勝利し、保守道政が継続されることとなった。この選挙結果を大いに歓迎する。
鈴木氏は、これまでの４年間、北海道知事として数多くの実績を築き上げてきており、足元の諸課題への対応はもとより、北海道の明るい未来を創り上げていくリーダーとして相応しいと、多くの道民に評価されたものと受け止めている。
道内経済は、イベント再開や観光客をはじめとする人流の戻りなど、回復に向かいつつあるが、物価高騰に、価格転嫁の難しさや人手不足などが重なり、幅広い業種で影響を受けている。一方、ＧＸ・ゼロカーボン北海道、ＤＸ、食料安全保障強化といった大きな動き、そして北海道にとって過去最大の投資規模である次世代半導体拠点の進出決定など、北海道のポテンシャルを最大限活かし持続的発展に向けて取り組むべき絶好の機会でもある。
鈴木氏の本選挙に際する「政策・公約」では、こうした北海道の現状や将来をしっかりと見据えた取り組みが掲げられているが、当会の考え方や事業活動の方向性と軌を一にしているものである。
鈴木氏には、２期目の４年間において、この「政策・公約」を着実に実現させるよう、強力なリーダーシップを発揮し、大胆かつ迅速に取り組んでいただきたい。
当会としても、鈴木道政との連携を強化し、北海道が抱える諸課題の解決、そして北海道の明るい未来の構築に向けて、自らの役割をしっかりと果たしていく。
以 上