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スペースコタン株式会社の宇宙戦略基金事業採択に関する道経連会長コメント

北海道経済連合会
会長 藤井 裕

 スペースコタン株式会社(本社:大樹町)を中心とする体制による宇宙戦略基金(JAXA基金)事業への応募が採択された(最大105億円)ことは、道内の宇宙開発ならびに国の宇宙基本計画の推進に寄与するものと受け止めています。

 本年1月7日には、ロケットの製造・開発を進めるインターステラテクノロジズ株式会社(本社:大樹町)に対しても、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(本社:東京都)が約70億円の出資および業務提携を行うことが公表されるなど、宇宙開発に係る動きが着実に進展しています。
今回の事業採択によって、大樹町がロケットと射場を中心に国内宇宙産業のけん引役を担うことになり、これまで当会が提唱してきた宇宙版シリコンバレー実現にとっても、非常に大きな一歩となります。

 道内における宇宙開発の6次産業化を進めていくためには、関連企業の集積やサプライチェーンの構築が必要になります。当会としても、道内宇宙産業の発展、ひいては道内経済の活性化に向け、これからも関係機関・企業等と連携して取り組んでいきます。

以 上