2024年6月3日
国土交通省「共創・MaaS 実証プロジェクト」における
「網走観光MaaS 実証事業」の採択について
網走バス株式会社、公益社団法人北海道観光振興機構、北海道経済連合会、および9 団体・企業は、今年度の国土交通省「共創・MaaS 実証プロジェクト」における「網走観光MaaS 実証事業」の申請をしており、この度採択を受けましたので、お知らせします。
網走バス株式会社は網走市内の二次交通としてAI デマンド交通「どこバス」を運行し、地域住民の足として多くの方にご利用いただいておりますが、網走市周辺は、観光資源が地理的に分散しており、公共交通機関を利用する観光客に対する二次交通の利便性が不足していることから、「観光繁忙期における地域住民の利便性維持と、観光客の二次交通利用拡大の両立」、並びに「閑散期の観光需要の底上げと観光周遊促進」が課題となっています。
本事業は網走周遊の手段としてのAI デマンド交通を増車し、観光客向けに分かりやすい、多様な交通モードを手軽に利用できる仕組みや、魅力的な観光コンテンツを提供し、課題解決を目指すものです。
記
1.北海道MaaS プラットフォーム「網走モデルプロジェクト」について
【実施主体】
網走バス株式会社
【共創パートナー】
公益社団法人北海道観光振興機構、北海道経済連合会、北海道旅客鉄道株式会社、北海道エアポート株式会社、
日本航空株式会社、全日本空輸株式会社、網走市、 一般社団法人網走市観光協会、一般社団法人小清水町観光協会、
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社、 一般社団法人北海道商工会議所連合会
2.「網走観光MaaS 実証事業」の概要
- 観光客向けにAI オンデマンド交通「どこバス」2 台を増車し、運行エリアを拡大のうえ、国内外の観光客がAI デマンド交通を簡単に利用できる仕組みを提供します。(図1)
- 鉄道・航空事業者と連携し、車内・駅、機内・空港でのプロモーションを行うとともに、交通手段を組み合せたデジタルチケットを新たに提供します。 また、自治体や観光協会と連携し、網走周辺の観光コンテンツの利用と交通がセット となった周遊デジタルチケットを新たに提供します。(図2・図3)
3.実証期間(予定)
・2024 年9 月~11 月(3 か月間)
【お問合せ先】 北海道経済連合会 産業振興グループ 松島 011-221‐6116
以 上